東アフリカ原油パイプライン(EACOP)に対する邦銀の融資について 〜 ESGリスクの背景
全長1,443km、事業開発費約50億ドルの東アフリカ原油パイプライン(EACOP)は、日量21万6千バレルの原油を、電気で加熱した形で、ウガンダからタンザニアのタンガ港まで輸出用に輸送し、石油生産ピーク時には、年間で石炭火力発電所9基分のカーボン・フットプリントに相当する二酸化炭素(CO2)を排出します。三井住友銀行は、EACOPの主要開発企業の財務アドバイザーであるとともに、当事業への投融資の大半を占める30億ドルのプロジェクト・ファイナンスの共同幹事行を務めています。