Fossil Free Japanは、雇用における平等な機会を求めて抗議活動に参加しているバングラデシュの学生や若者たち、そしてこの抗議活動が政治化される中で深刻な人権侵害に直面しているバングラデシュの国民と連帯します。
私たちは、首都ダッカで行われていた平和的な抗議活動が暴力で対処されたこと、そしてこれらの抗議活動を封じるためにバングラデシュ全土で国民の人権が侵害されたことを強く非難します。私たちは、バングラデシュにおける市民の自由の抑圧を深く懸念しています。学生の抗議活動を封じるために150人以上の死者を出している軍隊の出動や銃器の使用、国全体の通信手段を遮断することは、民主的な政府の行為とは言えません。
私たちは日本政府に対し、バングラデシュとの緊密な関係を基に、同国における表現の自由に対する暴力的な弾圧をやめさせ、同国における通信と移動の自由を回復するよう促すことを求めます。バングラデシュにとって最大の開発パートナーと自負する日本は、同国との緊密な外交関係から利益を得ています。しかし、多くの死者を出している今回の暴力的対応と前例のない通信の遮断を前にして、日本政府は著しい沈黙を維持しています。日本が真の隣人であり、真のパートナーであれば、バングラデシュの人々のために立ち上がるべきです。
私たちは、抗議活動に対する暴力的な対応を直ちに止め、バングラデシュの学生やすべての国民が報復を恐れることなく自己表現する権利を尊重し、全国民の通信と移動の自由を回復することを求めます。
私たちは、バングラデシュの抗議活動に参加する若者たち、国民、市民社会と連帯します。